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NDIAS、自動車業界向けのSBOM導入・運用支援サービスを提供開始

作成者: 株式会社NDIAS|Oct 16, 2025 2:16:21 AM
 
株式会社NDIAS(エヌディアス、以下「NDIAS」)は、自動車業界向けにSBOM(ソフトウェア部品表)の導入および運用支援サービス(以下、「本サービス」)提供開始します。

 近年、サプライチェーン攻撃が増加しており、これに対応するためにSBOMを活用した脆弱性管理が注目を集めています。現在、自動車業界では車両に対するSBOM提出を義務付ける法律は存在しませんが、2024年12月には欧州でIoT製品に対してSBOM提出を義務化する法規(CRA)が施行されました。また、車両開発では多くのサプライチェーンが関与するため、SBOMを用いた脆弱性管理注目されています。  

 自動車業界におけるSBOMの活用では、単にツールを導入するだけでなく、既存の社内プロセスとの整合性や脆弱性の優先順位付けなど、実際の運用を見据えた対応が求められます。 

 NDIASは、これまでのUN-R155に基づくプロセス構築支援や、PSIRTでの脆弱性運用支援といったノウハウを活用し、SBOM導入後の運用までサポートする「SBOM支援サービス」を本日より開始します。 

 本サービスの概要

本サービスでは、既存プロセスやSBOM導入時に生じる課題を踏まえ、検討段階から実運用までを支援します。 

  • 既存プロセスに合わせたツールの選定、プロセス改訂

     ISO/SAE 21434などに基づいて構築された既存の社内プロセスに対応し、効率的にSBOM管理ツールを導入します現在お客様の脆弱性管理プロセスの課題を洗い出し、法規やNDIASのノウハウを活用して、SBOM管理ツールの要件を明確化します。 ツール選定後はSBOMの作成や、それを用いた脆弱性管理フローの整備を行い、ツール導入後のスムーズな運用をサポートします。

  • 脆弱性対応の運用改善
     日々発生する多数の脆弱性を効率的に対応できるようご支援します。 各脆弱性の対応方針決め、リスクの高い脆弱性の詳細確認、サプライヤーへの影響確認等、現状のお客様の課題を解決することで、運用負荷の低減が可能になります。 

 本サービスの詳細については、以下のWebサイトをご参照ください。

 https://ndias.jp/service/consulting/sbom_support.html

 NDIASは、今後も自動車や農建機・組込機器に対するサイバー攻撃への備えを更に強化しつつ、安全・安心なモビリティー社会の発展に貢献していきます。

 
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